水元保育園では、数年前から園庭整備を進めています。
「子ども一人ひとりが好きな遊びを見つけて楽しむことができる場所」を目指し、ウッドデッキや屋台の設置、築山の改修といった取り組みを続けてきました。
整備を進めている中で、最近は段々と遊びの棲み分けができるようになり、一度に園庭で遊ぶことができる人数が増えたと感じています。それに比例して、他クラスの子ども同士の関わりも増えてきました。
そして異年齢の交流が増えるにあたって、興味深い場面を目の当たりにすることがあります。今回はその話です。
小さな年齢の子どもたちにとって、年上クラスのお兄さんお姉さんが憧れの存在なのは、言うまでもありません。
異年齢交流というと、つい一緒に遊ぶことばかりを考えてしまいます。
ですが子どもにとっては、“見る”経験も立派な学びの機会です。
幼児クラスの子どもが園庭で遊ぶ様子を、0歳児クラスの子どもが少し離れたウッドデッキから集中して観察している。これも貴重な経験になっているのではないでしょうか。
同様に、大きな年齢の子どもにとっても、自分より小さな子どもが一緒に遊んでいる中で学ぶことは多いと思います。
「ぶつからないように気をつけて遊ぶ」
「困っている場面を見かけて声を掛ける」
こういった姿が自発的に生まれている様子を見ていると、異年齢交流は保育園ならではの経験であり、大切な経験であることを感じさせられます。
私たちの思いとしては、子どもたちの成長に必要な経験を、継続してできる限り保証していきたいと考えています。
「落ち着いたらやろう」というのは大人の感覚です。今保育園に通っている子どもたちにとっては、“今どのように過ごし、経験を重ねていくか”が、これからの成長に大きな影響を与えていきます。
どんな状況であっても、「子どもたちにあそびの中での体験を通し、大切なことを一つでも多く学んでほしい」という思いは、変えることなく持ち続けていきたいと思います。
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