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かかわりを大切にした保育
クラス毎ではなく、個々に目を向けられるよう、日常的に異年齢の子どもたちが交流できる工夫をしています。
関わりの中で、幼児クラスの子が乳児クラスの子のお世話をする姿や、乳児クラスの子が幼児クラスの子の様子を見て、新しい遊具や遊びに挑戦する姿を目にすることも多くなりました。
クラス毎ではなく、個々に目を向けられるよう、日常的に異年齢の子どもたちが交流できる工夫をしています。
関わりの中で、幼児クラスの子が乳児クラスの子のお世話をする姿や、乳児クラスの子が幼児クラスの子の様子を見て、新しい遊具や遊びに挑戦する姿を目にすることも多くなりました。
子どもが飼いたいと希望した生き物を実際に飼ってみる、子どもが興味のある新しい遊具を導入してみるなど、日々の遊びや生活の中で子どもの主体性や意欲を大事にしています。
実際に子どもたちの要望に応え、ウーパールーパーを飼い始めました。皆で話し合い、「ぴんくちゃん」と名付け、曜日ごとに餌係を決めて責任を持って大切に育てています。
子どもたちが個々に合った遊びを選択できる環境になっています。
例えば室内にあるロフトは発達に応じてさまざまな仕掛けが作られており、ロフトの上下で遊びの住み分けができています。
また子どもたちの成長を見ながら仕掛けを微調整し、落ち着いて遊べるような設定をしています。
遊びを通して様々な経験ができるような環境作りを心がけています。
水元の園庭には「ガチャポンプ」と名付けた汲み上げ式の井戸があります。
自分が水を使いたいタイミングで使用できますが、使いすぎると水が出なくなってしまう仕組みになっています。
実際に自分で水を出す経験を重ねる中で、「水は水道をひねれば延々に出てくるものではなく、限りがあるものだ」という事を体感し、使う分量だけの水を出す感覚を知ることができます。
子どものありのままを受け止め、気持ちに寄り添った適切な関わりをするよう心がけています。
外の園庭には自由に乗り廻せる足こぎ三輪車があります。三輪車で走る先に、友達が横切ろうとするといった一見すると危ない場面でも、自ら周りの様子を見てスピードを落としたり、道を譲ったりする姿が見られます。
職員が咄嗟に声をかけたくなるのをグッとこらえ、安全に注意して「見守る」ことで、周りの友達を大切にしようとする気持ちが子どもの中で育まれていくのを感じます。