水元保育園が目指している子どもの姿は、次の3つです。
①自己肯定感が育まれている
②自分で考え、行動する力を持つ子ども
③やりたいことを見つけてとことん取り組む子ども
今回は、この3つがどういう意味なのか、そしてなぜこの3つなのかを、できるだけ短くお伝えしたいと思います。園の考え方の入口になる話です。
【①自己肯定感が育まれている】
自分のことが好きな人間は心にゆとりができ、周囲の人を大切にできる人間に成長していきます。これは子どもも大人も一緒です。
【②自分で考え、行動する力を持つ子ども】
子どもたちには人の指示を待つのではなく、主体的に行動できる人間に成長してほしいと考えています。
【③やりたいことを見つけてとことん取り組む子ども】
自分が興味を持ったことに没頭する経験を積み重ねることで、集中力や主体性が培われていきます。
そして「子どものやりたい」を保障するために、水元保育園では学年で区切らずに、発達に合わせた保育を実践しています。
自分のことを認められる経験が十分にあると、子どもの中には“自分は自分でいい”という思いが芽生えていきます。
こうして自己肯定感が育まれると、どうなるか。
自分の意思で行動するようになります。
「自分は目標を達成できる」と思えば行動する確率は高まり、「自分には無理」と思えば行動が起こりにくくなるのは当然ですよね。
そして自分の意思で行動するようになると、自分のやりたいことをみつけ、いろいろと試行錯誤しながら、とことん取り組む人間に成長していきます。
世界的に見て日本人が低いとよく言われている“自己肯定感”。これが育まれることが、先ほどの②や③の姿に繋がっていくのです。
では、なぜこの3つを目指すのか。少し極端な比較をしてみます。
2040年の社会がどうなっているか。本当にどうなっているのでしょうね。
そこで、極端な比較対象として江戸時代について考えてみます。
あなたは代々続く農家の息子として生まれました。さて、あなたが大人になる20年後の世の中はどうなっているでしょうか。
おそらく、そこまで変化はないでしょう。
この時代であれば、両親や祖父母など先人の生きていく中でのノウハウはとても貴重だと思います。いわゆる「亀の甲より年の功」というやつですね。
では、今の時代でも同じことが言えるでしょうか。
私は、年の功の価値が落ちていると思います。
全てが役立たないとは言いません。ですが、世の中の流れが速い現代において、今の常識が20年後の世界で通用しない部分も多く出てくることは、簡単に想像できます。
我々大人ですら想像のつかない、未知数の時代を生きていく子どもたち。
その子どもたちにとって必要な力は、『自分で考えて行動する力』です。
だからこそ園では、子どもが自分で選び、自分で決める経験を、日々の生活とあそびの中で保障していきたいと考えています。
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